教職課程の登録と履修の手続き
教職課程の科目の履修
履修すべき科目と単位数
(1)一種免許状の場合
履修すべき科目と単位数は概ね次のとおりです。ただし、学部、入学年度、免許教科などによって内訳が異なります。詳細は『教職課程履修案内』を参照してください。
なお、以下の用語で〈教科に関する科目〉は、教育職員免許法施行規則上の「教科及び教科の指導法に関する科目」の内の「教科に関する専門的事項」を指します。同様に、〈教科教育法〉は「教科及び教科の指導法に関する科目」の内の「各教科の指導法」を指し、〈教職に関する科目〉は「教育の基礎的理解に関する科目」と「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」と「教育実践に関する科目」の全体を指します。
中学校免許を取得する場合
- 〈教科に関する科目〉 20単位以上
- 〈教科教育法〉 8単位以上
- 〈教職に関する科目〉 27単位以上
- 〈大学が独自に設定する科目〉 4単位以上
- 〈総合教育科目〉 「法学(憲法を含む)」(4単位)(又は「法学Ⅰ(憲法を含む)」(2単位)と「法学Ⅱ(憲法を含む)」(2単位)の計4単位)、体育(2単位)、外国語コミュニケーション(2単位)、情報機器の操作(2単位)〔注〕
高等学校免許を取得する場合
- 〈教科に関する科目〉 20単位以上
- 〈教科教育法〉 4単位以上
- 〈教職に関する科目〉 23単位以上
- 〈大学が独自に設定する科目〉 12単位以上
- 〈総合教育科目〉 中学校免許を取得する場合と同じ〔注〕
〔注〕
- 総合政策学部と環境情報学部の学生は、「法学(憲法を含む)」の代わりに、「憲法(統治)」と「憲法(人権)」を履修します。
- 体育2単位のうち1単位は必ず実技科目であることが必要です。
- 情報機器の操作(2単位)に対応する各学部の授業科目は次のとおりです。いずれか1科目以上を履修します。
「基礎情報処理」(文学部)
「情報処理Ⅰ」「情報処理Ⅱ」「情報処理Ⅲ」(経済学部)
「情報処理Ⅰ」「情報処理Ⅱ」「情報処理Ⅲ」「情報処理Ⅳ」(法学部)
「情報リテラシー基礎」「データとの対話」(商学部)
「情報学基礎」(理工学部)
「情報基礎1」「情報基礎2」(総合政策学部・環境情報学部)
(2)専修免許状の場合
一種免許状の単位を修得し、さらに大学院修士課程に2年以上在学して、決められた科目を24単位以上修得しなければなりません。詳細は『教職課程履修案内』を参照してください。
履修学年
〈総合教育科目〉は1年生で履修します(教職課程登録不要)。〈教科に関する科目〉は各学部の専門科目の規則に従って履修します。〈教科教育法〉と〈教職に関する科目〉は2年生以上で履修しますが、一部の〈教職に関する科目〉について、入学してから半期(1セメスター)を経過した1年生にも履修が認められています(教職課程登録必要)。〈教職に関する科目〉のうち「教育実習」は4年生(最終学年)で履修します。その他の詳細については『教職課程履修案内』を参照してください。